教育プログラム
Education

教育プログラム

スペシャル講義

マテリアル生産科学科目では、物理や化学を駆使して新材料を創成する材料科学や、新しい材料を用いた「ものづくり」のプロセス・システム化に興味をもち、将来、素材産業の他、自動車・輸送産業、航空・宇宙産業、医療・バイオ産業、情報・通信産業、環境・エネルギー産業などの各産業分野にて指導的立ち場で活躍する人材、先端解析技術、先端製造技術、の研究で科学技術の発展に貢献する人材となることを希望する学生を求めています。

電気を流して
希⼟類イオンを光らせる!

藤原 康⽂
マテリアル科学
教授藤原 康⽂

天才と呼ばれる人でも、夢をかなえるために大変な努力をしています。私は若い人に、何事も少しだけ背伸びをしようと言っています。その積み重ねで大きな夢をかなえることができます。新しい赤色LEDの発明も、そんな少しだけ背伸びした結果だと思っています。また、世界中の研究者との共同研究を通じて、国境を越えた、かけがえのない多くの友を得ることもできました。私は、田舎で生まれ育ち、自宅と学校を往復するだけの平凡な高校生でした。天才でなくても夢はかないます。ぜひあなたにも夢をかなえてほしいと思います。

材料学からみる
新たな⾻の世界

中野 貴由
マテリアル科学
教授中野 貴由

私たちのまわりには、知的好奇心を満足させるようなさまざまな現象があります。常に接している現象も、普段のことと思わず、常に疑問を持ちましょう。例えば、数学の公式は、それを利用して問題を解くことより、なぜその公式が導かれたのかを理解することの方が大切です。学校で学ぶ勉強は本当に必要なのかという解のない問いでさえも、自身でじっくりと考えるプロセスにより思考の幅が広がります。ぜひ、自問自答する習慣を身につけてください。その結果、これまで見ていた世界が、今までとはまるで異なったものに変わるはずです。

異なる⾦属をつなげて
マルチマテリアル化

⼩椋 智
⽣産科学
教授⼩椋 智

高校では、国語や数学、英語などの教科で基礎的な勉強を行うのに対して、大学では1つの専門分野を深く追究します。大学の研究を一生続ける人は少ないですが、一度でも1つの研究テーマについて深く学んだ、考えたという経験は、のちのち役立つでしょう。というのも、その後の社会生活では、テーマは違っても、深く考えることを求められることがあるからです。そんな時、深さゆえの考えの展開方法や問題の対処方法、視野の広げ方は、経験がものをいいます。大学では、ぜひ深く学ぶ経験をしてみてください。

学部教育

マテリアル生産科学科目のカリキュラムは、2年次にはコア科目、3年次には各コースに特色のある系統化科目が導入され、多くの科目が講義と演習との組み合わせで実施されます。また3年次では、自己学習能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を高めることを目的として行うPBL(Problem Based Learning)科目が用意されています。

大阪大学カリキュラム 高等学校

⼤学院教育

マテリアル生産科学専攻では、各コースに特化したより専門性の高い高度専門科目が用意されています。また大学院博士前期課程では、自己学習能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を高めることを目的として行うPBL(Problem Based Learning)科目が用意されています。

マテリアル生産科学専攻